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こんにちは。宇土市松山町にあるこもれび事業所です。

進学・進級・卒業など控え、子どもたちはもちろん保護者様も忙しい毎日を送っていることと思います。私たちスタッフも同じく、日々成長していく子どもたちの支援の準備に追われる日々を過ごしております。今回は、こもれび事業所のスタッフの毎日についてお話しさせていただきます。

私たちは、毎日の活動を通して、子どもたちに楽しい経験をしてもらうことを一番に考えていますが、そのためには子どものことをよく知る必要があります。
多くの子どもが楽しいと感じる活動でも、一部の子どもには少しハードルが高すぎたり・・・それぞれの子どもたちの「楽しい!」を引き出すためには、ひとりひとりの特性や得意なこと、苦手なことを知る必要があります。
そのために大切なのが、毎日の活動で得られる「情報」です。現場で得られる「情報」はいわば「ノウハウ」であり、子どもたちの成長だけでなく私たちスタッフの成長においても必要不可欠なものなのです。
例えば・・・

普段何気なく行っているハサミを使った製作ですが、スタッフは漫然と見守っているわけではなく、
「この子はハサミを使う指の動きができているのかな?」
「見本となる形をその通りに切り出す器用さはあるのかな?」
「失敗する場合、どんなところで失敗しているのかな?」
「手伝ってほしい場合、ヘルプを出すことができるのかな?」・・・

バランス遊びでは・・・

「手押し相撲でバランスを取る時どうやってとっているのかな?足首?膝?股関節?」
「バランスを持ち直すための体の動きがきちんと出来ているかな?」
「説明されたルールをきちんと理解しているかな?」

風船バレーでは・・・

「急に飛んでくる風船にどうやって反応しているのかな?」
「動いている風船をきちんと目でとらえて正確に打ち返す事が出来るかな?」

スプーンリレーでは・・・


「目と手で調節しながらものを運ぶことが出来るかな?」
「何より、楽しんでくれているかな?」

テーブルホッケーでは・・・


「ボールの素早い動きを目で追って打ち返す事が出来るかな?」
「何回続けられるか相手と協力できているかな?」

・・・などなど、書ききれないほど色々なことを考えながら活動しています。

つまずきのポイントはひとりひとり違います。私たちスタッフはそれらの小さなつまずきのポイントをできるだけ的確にとらえ、その場面に適した支援を行えるように、毎日欠かさず皆でカンファレンスをおこない、情報を共有し、同じ目線を持った支援が行えるように心がけています。
看護師・保育士・理学療法士・・・それぞれの目線から思いつくことを子どもたちの成長のために集約し、子どもたちの成長への近道を日々探っています。
「放課後等デイサービスって何をするところなんだろう?」といった疑問がございましたら、ぜひ遠慮なくご質問ください。

来月からは新しい環境がスタートする方が多くいらっしゃると思います。私たちこもれびスタッフも、多くの子どもたちの毎日をこれまで以上に活気ある日々にしていけたら、と考えております。

生意気なことを言ってしまいましたが、スタッフは楽しい活動が子どもたち以上に好きなので、ついつい子どもたちと張り合ってしまうこともしばしば。これからも楽しみながら支援のヒントを得られるよう、精進していきたいと思います!

[放課後等デイサービス     こもれび事業所]
(住所)  宇土市松山町2030-1
(TEL)     0964-27-5842

放課後等デイサービスこもれび事業所

放課後等デイサービス

こもれび事業所

【放課後等デイサービス】 放課後等デイサービスこもれび事業所では子どもたちが大人になった時、社会の中で感じるかもしれない生きづらさを少しでも軽減できるよう、一人ひとりの特性に合った支援を行なっています。