新着情報・ブログ

こんにちは、東区健軍の就労支援A型事業所　アウトリーチ事業所です。

寒さもようやく峠を越えると共に、厳しいコロナ禍も少しずつではありますが落ち着きをみせ始めましたね。早く以前のような日常生活が送れるようになることを、アウトリーチスタッフ・メンバー一同待ち望んでいます。
話はガラッと変わりますが、古紙やアルミ缶の回収作業や除草作業などが中心と思われがちな当アウトリーチ事業所ですが、それ以外にも不定期ですが職業訓練として多種・多様な作業にも取り組んでいます。
今回は1月におこなったコンクリートブロックを使って作った踏み段の改修作業についてご紹介します。

当事業所は古い倉庫を回収して作業場として使わせて頂いています。以前は建設会社様が入居されていた建物なので、入り口の踏み段の高さが他より少し高く、段の上り下りが少々大変でした。今回３人のメンバーさんとスタッフ１名 計４名でこの踏み段を「もうちょっと楽に・安全にしようよ」と改修作業に取り組みました。

最初にモルタルと砂を混ぜて、セメントの材料を作るところからはじめました。材料を計量して適正な比率を割り出し、よく混ぜ合わせてたら少しずつ水を加えて材料を練り上げていきます。各材料がしっかり混ぜ合わさり水が垂れないぽってりした感じになったらセメント材料の完成です。材料をブロックの下地になる部分にセメント材を盛って土台を作り、高さをコテでならして揃えます。水平が取れるようにちゃんと水準器を使ってブロックの傾きも調整します。その後型枠を作ってブロックを設置したら、隙間にセメント材料を流し込んで隙間が空かないように棒で奥に押し込んでいきます。ここまで来たら踏み台としてはほぼ完成です。型枠を外して仕上げ用にもう一回別に材料を練りあわせモルタルの多い仕上げ用セメント作り、最後にそれを使って表面を綺麗にならしていきます。

この間、スタッフはお手本としてチョットだけは作業はしましたが、実際の作業は３名のメンバーさんのみで、ほとんど全部やり遂げることが出来ました。手先の器用な方、几帳面に材料の比率を揃えるのが上手い方、黙々と集中して作業に取り組むのが好きな方、色んな個性が集まって、見事な作品が完成しました。

当初の思惑通り、入り口の段の上り下りは格段に安全性が増しました。

他にも不定期ではありますが、お客様からのご依頼で多い作業が、あみ戸の張替えです。夏前の時期や年末の大掃除の頃にはご依頼を沢山頂いています。

色んな作業に取り組むことで、やれること・出来ることが増えて自信につながって行きます。あなたももう一度自信を取り戻すために、私たちと一緒に作業に取り組んでみませんか？

住 所: 熊本市東区健軍一丁目38-13
TEL ：096-360-5320
休業日：日曜・祝日
就労継続支援A型　アウトリーチ事業所

就労継続支援A型

アウトリーチ事業所

【就労継続支援A型】 アウトリーチ事業所では、長く勤められる事業所であるために、利用メンバーさんの特性に合わせ、たくさんの職種を展開しています。 （所在地）熊本市東区健軍一丁目38-13