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  そらいろ事業所開設から早いもので半年の月日が経ちました。季節は移ろい、猛暑の夏から、夜空の月が美しい秋をむかえました。秋のそらいろ事業所は、来春に卒業される近隣の支援学校高等部の3年生の体験実習の依頼があり、そらいろ事業所の生活介護や就労継続支援B型の利用を体験していただきました。
体験された実習生さんが、桜が咲く頃に、そらいろ事業所の利用を希望されるのを心待ちにしております。


  10月には、連日、防災・避難訓練を実施いたしました。初日は、地震の発生を想定した内容で、発生直後に、直ちに身を守り、建物内から支援員が利用者さんを外に避難誘導し、安全を確認し、避難場所である近隣の小学校と公民館に移動というプログラムで行いました。
熊本地震の経験をされているので、利用者さん達も支援員も皆、真剣に取り組んでいる姿に安心いたしました。二日目は、火事の発生を想定した訓練を実施しました。連日の訓練のおかげで、避難の初動体制がスムーズに行われることに自信を持つことができました。
あってはならない災害ですが、災害はいつ起こるかわかりません。まさしく油断は禁物です。万が一に備えて、今後も防災・避難訓練を定期的に計画を立てて実施していきたいと思います。


 利用者さん達が安らげる居場所になれる作業を見つけようということで、日々、模索していたところ、ある日、そらいろの建物を見渡してみました。よく見ると、柿の木や野イチゴの木があり、草が一面に生えていますが、その下には土壌がありました。この土壌を何とか活かすことはできないか思案しました。

 「よーし、畑をやろう」

と思い立ち、さしより、除草から始めました。かつてないほどの連日の猛暑日での除草作業は泣きそうになるほど大変でしたが、草だらけの状態から黒い土が見えだした時には何とも言えない感動を覚えました。除草作業が一段落ついた後は、耕運機を使って耕しを行い、ニラの植え付けまでこぎつけることができました。畑作業は自然との闘いです。自然にさからわず自然と共存する農業、無農薬・有機栽培ができればと決意を新たにしているところです。まだまだ手探りの状態ですが、来春、新しい利用者さん達が来られる頃には、共に一緒に農作業ができるようになるよう、腰を据えて準備していきたいと思います。

 幸いなことに、近隣各方面からも賛同の声をいただき、そらいろの農業への取り組みに対し、物心両面に渡って、ご協力を得られました。ご協力をいただいた皆様に、畑が実り収穫までたどり着けることで恩に報いたいと思います。その日が来ることを楽しみに頑張っていきたいと思います。

 
 お月見からハロウィンに。西洋の収穫祭が諸説ある起源の一つと言われているハロウィンですが、必ず実りある収穫の時季が来ることを祈って、そらいろの畑作業仕事に取り組んでまいります。

そらいろ事業所は、利用者さん達が安らげる居場所作りをめざしております。利用を希望される皆さまのご連絡を心からお待ちいたしております。

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【生活介護・就労継続支援B型 そらいろ事業所】
熊本県宇土市岩古曽町1407
Tel 0964-42-6251
休業日:土、日、祝日

就労継続支援B型・生活介護そらいろ事業所

就労継続支援B型・生活介護

そらいろ事業所

多機能型事業所(生活介護就労継続支援B型) 生活介護事業所では、利用される皆さまの「生きる場」として、安心して、やすらいで 過ごすことができる居場所作りを行ってまいります。また、就労継続支援B型事業では、 利用される皆さまの「働く場」として、作業する喜びや感動を味わい実感することができる 居場所作りを行ってまいります。(所在地)宇土市岩古曽町1407